日米親善の象徴として知られるハナミズキは、日本から米国ワシントンへ贈られた桜の返礼として渡来した樹木です.花弁のように見える部分は、実際には葉が変化した「総苞片(そうほうへん)」と呼ばれるもので、本来の花はその中央に球状に集まった黄緑色の小花になります.小花は、黄緑色の花弁が四枚、雌蕊と四本の雄蕊を備えていますが、非常に小さく、肉眼ではわかりにくいため、ぜひ写真をさらに拡大してご覧ください.運動公園内では、日環アリーナ周辺や水生植物園、北第一・第二駐車場などでご鑑賞いただけます.
2025年4月